【失敗談】パスポートの残存有効期間が足りず、出国できなかった話

こんにちは、Daisukeです。

みなさんは、海外旅行けっこうしますか?

僕は、周りと比べると、割としてる方で、記事執筆時(2020年5月)で17か国を旅行しました。

海外旅行中には、いろいろなトラブルが起こり、大変なこともあると思います。

僕も、いろいろなトラブルと直面して、なんとか解決してきましたが、

1つだけどうしようもなかったトラブルがありました。

それは、

パスポートの残存有効期限が足りなくて、出国できなかったことです。

これだけは、解決しようにも、どうすることもできませんでした。

なので、今後、僕と同じようなことになる人がでないように、

この経験を記事にしていくと思います。

★本記事の内容

  • 出国できなかった経験談→つらかったです
  • それぞれの国のパスポートの残存有効期間のまとめ→旅行前に確認すべき

パスポートの残存有効期間が足りず、出国できなかった話

準備

それは、2020年1月後半のことです。

僕は、いつものように1人旅を計画していて、インドネシアのバリ島に行く予定でした。

なるべく安い航空券を取ろうと思い、最寄りの空港は、セントレアなのですが、羽田発の深夜便で安いのを見つけたので、それを購入して、

羽田までは、高速バスでまず横浜まで行き、そこから羽田まで電車で行こうと思い、それも予約しました。

ホテルは、いつも予約せずに直前になって予約する感じで、ホテルも1泊1000円も行かないような安いドミトリーのようなところに泊まっていたのですが、

今回の旅は、少しいいところに泊まろうと思い、1泊2000円ほどのゲストハウスを1週間ほどレンタルしました。

当日

そして当日、高速バスに乗り、横浜からは電車に乗り、無事に羽田空港に到着しました。

チェックインの時間までは、余裕があり、初めての羽田空港だったので、ぶらぶらしたり、夕食でラーメンを食べて過ごしていました。

チェックインの時間になったので、カウンターに行くと行列ができていたので、30分ほど並んでいました。

そして、やっと自分の番になったので、

パスポートをカウンターのお姉さんに渡しました。

すると、お姉さんは、険しい顔をして、奥にいる上司に何かを確認しにいきました。

その時、僕は、何かまずいことでもあったのかと思いましたが、

その予想が的中してしまいました。

お姉さんは、僕のところに戻ってきて、言いました。

こちらのパスポートは、インドネシアに入国するための残存期間が足りないので、こちらのほうで航空券を発券することが残念ですができません。

僕は、始め、ちょっと何を言っているのか分からなかったです。

ただ、お姉さんの説明を聞いているうちに、出国できないということに気づきました。

インドネシアのに入国するには、6か月以上残存有効期間が必要だったのですが、

僕は、3か月しかありませんでした。

アメリカなどは、3か月あれば十分すぎるという感じだったので、そんなことは、全く知りませんでした。

その時、僕は生まれて初めて、

ポケモンバトルで戦える手持ちのポケモンいなくなった時になる、

目の前が真っ暗になるという現象を経験しました

気が付いたときには、ポケモンセンターにはいませんでしたが、空港のベンチに座っていました。

僕は、何とか出国できないかとスマホで調べましたが、

そもそもパスポートを更新するのに数日かかるということなので、無理でした。

カウンターのお姉さんに頼んでみても、航空券を発券できても、インドネシアの入国許可が下りないかもしれないので、

そうなった場合、自腹で帰国の航空券を購入しなければいけないということでした。

もしお金に余裕があれば、それはそれで、スリルがあって楽しそうだとは、思いましたが、

お金がギリギリの状態だったので、それはリスクがありすぎると思い、諦めました。

どうしようもできなかったので、家に帰ることを決意しました。

もう一度、電車に乗り、横浜まで戻り、そこから、夜行バスで自宅まで戻りました。

結果、安いから選んだ羽田発の航空券代、そして、ちょっと奮発して予約したゲストハウス代は、キャンセルできなかったので、無駄になりました。

ただ、強行出国していた場合は、さらに、航空券代が必要になっていた場合があるので、いい選択だったと思います。

思い出の写真

いい思い出ができました。

こちらが1枚だけ取っていた旅の思い出の写真です。

羽田空港の橋です。

この経験から学んだこと

これは、自分が海外旅行に慣れてしまって、旅の準備なども前日にしていて、ちゃんと確認すべきことをしていなかった、というのが原因で起こってしまったことです。

なので、今後は、どんなに大丈夫だと思っていることでも確認しなければいけないことは、しっかり確認する。

これを心がけていきたいと思います。

また、パスポートの残存有効期間が国によって異なるということがこの経験で得た1番の学びです。

主要な国のパスポートの残存有効期間

国によってバラバラなので出発前に必ず確認しましょう。

北米

アメリカ帰国時まで有効なもの(入国時90日以上が望ましい)
カナダ現地出国予定日+1日

中南米

メキシコ帰国時まで有効なもの
キューバ入国時3か月以上
ブラジル帰国時まで有効なもの

オセアニア

オーストラリア帰国時まで有効なもの
ニュージーランド滞在日数+3か月以上

ヨーロッパ

イギリス帰国時まで
ロシア入国時滞在日数+6か月以上
シェンゲン協定加盟国入国時3か月以上

★シェンゲン協定加盟国

  • オーストリア
  • ベルギー
  • チェコ
  • デンマーク
  • エストニア
  • フィンランド
  • フランス
  • ドイツ
  • ギリシャ
  • ハンガリー
  • アイスランド
  • イタリア
  • ラトビア
  • リヒテンシュタイン
  • リトアニア
  • ルクセンブルク
  • マルタ
  • オランダ
  • ノルウェー
  • ポーランド
  • ポルトガル
  • スロバキア
  • スロベニア
  • スペイン
  • スウェーデン
  • スイス

アジア

中国入国時6か月以上
香港入国時滞在日数+1か月以上
タイ入国時6か月以上
シンガポール入国時6か月以上
ベトナム入国時6か月以上
フィリピン滞在日数以上
インドネシア入国時6か月以上
インド入国時6か月以上
カンボジア入国時6か月以上
ネパール入国時6か月以上
台湾旅程を十分にカバーできる期間
韓国入国時3か月以上

中東

アラブ首長国連邦入国時6か月以上
トルコ入国時150日以上
イスラエル入国時6か月以上

アフリカ

エジプト入国時6か月以上
チュニジア入国時滞在日数+3か月以上
南アフリカ入国時滞在日数+30日以上

さいごに

以上パスポートの残存有効期間の失敗談を書いてきましたが、

何事も思わぬところで、問題が発生することがあります。

それを避けるためにも、どうでもいいようなことでも確認することが大事になってくると思います。

なので、みなさんは、僕と同じような失敗をしないように、しっかりと確認することは、しっかりしてから、旅行に出発するようにしましょう。

この記事を読んでいただいた人の中で、1人でもパスポートの残存有効期間について注意しようと思った人がいれば、うれしいです。

これで、終わります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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