
満員電車での喧嘩に興味がある人「満員電車ってイライラしてる人が多いから喧嘩が起きそうだけど実際どうなんだろう?満員電車で喧嘩した話があれば聞きたいな。」
僕の話でよければお聞かせします。
★本記事の内容
- 大学生が満員電車でおっさんに喧嘩を売られた話
こんにちは、Daisukeです。
みなさん満員電車に乗ったことはありますか?
乗ったことのある人ならわかると思いますが、本当に不快です。
何が不快と言われれば全てと答えるしかありません。
人がぎゅうぎゅう押し合っているのももちろん不快ですし、車内の空気も乗客の熱気で汚れていて不快ですし、何から何まで不快です。
この記事ではそんな不快な満員電車で大学生の僕が喧嘩を売られた経験を語っていきます。
満員電車でおっさんに喧嘩を売られた話

第1章 月曜の始まり
あれは大学3年生の冬のある月曜日のことでした。
大学3年生にもなると授業が少なくなり、1限からの授業はほとんどなくなりました。
なくなったというよりかは1限の授業は必修以外は選択しなくなりました。
しかし月曜日は必修の授業があったので9時10分から始まる授業に間に合うように起きなければなりませんでした。
僕は実家に住んでいて、実家から大学まで1時間30分かかるので7時30分には家を出て電車に乗らなければ間に合いません。
なので7時にちゃんと起き、シャワーを浴び、身支度をして7時30分の電車に間に合うように家を出ました。
ちなみに1限の日の朝食は大学のコンビニでいつも買っています。
第2章 緊張の駅
最寄り駅に到着したら、まずは快速が停車する駅まで行かなければなりません。
最寄り駅は残念ながら普通電車しか停車しません。
そこでまず始めの満員電車に乗らなければなりません。
しかも7時30分と言えば、満員電車のピークの始まりです。
ただ幸いなことに最寄り駅から快速が止まる駅まで3分ほどで到着するので、不快さは一瞬の我慢で済みます。
なので本当の勝負はここからです。
快速が停車する駅に到着するとすでにプラットホームは通勤のサラリーマンでごった返していました。
僕はその中を快速が停車するプラットホームまで歩いていきます。
プラットホームに到着して列に並びます。
その時もうすでにドキドキしています。
なぜならその列に変な人が並ばないか不安だからです。
毎週同じ時間に同じ電車に乗ると、変な人は嫌でも覚えてしまいます。
僕が1番恐れている人は、冬でも汗だくハンカチおばさんです。
彼女は夏はもちろん汗だくですが、冬もなぜか汗だくで清潔感がありません。
そしてスマホが汗で濡れないようにするためか、いつもハンカチでスマホをもっていじっています。
そんな人が満員電車に乗ったとき隣にいたら不快さ120%です。
満員電車はぎゅうぎゅうで身動きが取れず、快速なので20分近く逃げ場がないので隣になったらどうなるかはご想像にお任せします。
その日は彼女は他の列に並んでいたのでよかったです。
そんなことを思っていると快速列車が到着しました。
第3章 おっさん登場
ついに地獄の20分が始まります。
その駅では降車する人がたくさんいますが、乗車する人もたくさんいるので結局満員電車になってしまいます。
僕はなるべく人との密着が少ない扉側か座席側に陣取りたいのでなるべく列の後ろの方に並ぶようにしていますが、その日は他の列から流れてきた人がこちらにやってきて中に押し込まれ、結局真ん中の方のポジションになってしまいました。
ただラッキーなことに真上につり革があったので右手でつかまりました。
しかしそれが原因で喧嘩を売られるとはその時は思いもしませんでした。
満員電車では乗車したい人が乗車するために、扉付近に乗っている人にタックルをして乗り込むことが日常茶飯事です。
僕はそのタックルに負けないように筋トレをしているのですが、まだまだです。
しかしその日はタックルの第2波がありました。
意地でも電車に乗りたい人が僕を押し込んだ人をさらにタックルして押し込んで乗車してきました。
結果僕の周りにいた人はさらに中の方に押し込まれてしまいましたが、僕はつり革をすでにかなり強い力で握っていたのでほとんど動きませんでした。
なので僕の後ろにいたおっさんが僕の右側に来ることになりました。
そのおっさんはタックルされ嫌な顔をしていましたが、満員電車ではよくあることなのでしょうがないです。
そんなことがありつつも無事に扉が閉まり、電車は出発しました。
僕はそのおっさんと20分近く隣同士で密着したまま過ごすことになりました。
第4章 嫌がらせ
僕の右側にいるおっさんはタックルされ押し込まれ居心地の悪い態勢になったのかわかりませんが、態勢を直そうとずっとゴソゴソしていましたが、なんせ満員電車なのでそう簡単には態勢を変えることはできません。
僕は諦めろと思いましたが、全く諦める気配はありません。
しばらく時間が経つとおっさんの肘が僕に当たるようになりました。
最初は満員電車だからしょうがないと思っていましたが、次第に肘の当たる強さが強くなっていきました。
そして今度は体全体で僕を押し始めたのでここで何かおかしいと感じました。
おっさんは僕を押しのけて態勢を整えようとしていたのです。
ただ押されていたとしても僕は右手でつり革を掴んでいるし、そもそも満員電車だからタックルでもしない限り押しのけようがありません。
それが何分も続きました。
おっさんはタックルされたり、態勢が悪いままでイライラしていたので完全に嫌がらせモードに入っていたでしょう。
それが次第にエスカレートしてきたので僕も今までなすがままにしていましたが、押されてもびくともしないように、踏ん張って体を硬直させました。
するとさらにエスカレートしてしまいました。
第5章 決戦
おっさんの嫌がらせはエスカレートしていったので、僕は我慢の限界でした。
なので僕は「やめてください」と丁寧に伝えました。
しかしおっさんは無視しました。
なので僕は「何なんですか?」とおっさんに今度はキレ気味に尋ねました。
すると驚きの答えが返ってきました。
おっさん「ワキがくせぇ」
僕「は?」
おっさん「お前ワキがくせぇからどっか行け!」
まさかの「ワキがくせぇ」でした。
確かに僕はずっと右腕でつり革を握ってワキはオープンしていたので、たしかにおっさんの顔付近に僕のワキがありました。
ただ朝シャワーも浴びてきたし、冬なのでたくさん着込んで、分厚くアウターも着ているので匂いがするとしたら、相当な匂いなので自分でも気が付くと思います。
なので本当に臭いということは考えられませんでした。
しかし人生で初めてワキが臭いと言われたショックと、もし本当に臭かったら、という思いで僕は「すみません」と答えるしかありませんでした。
しかし問題はそこではなくおっさんが僕を押してくることなので、「押すのをやめてください」もう一度伝えました。
しかしおっさんはRPGゲームの話しかけても毎回同じことしか言わないキャラクターのように「くせぇからどっか行け!」としかいいません。
どっか行けと言われても満員電車なので移動のしようがありません。
このやり取りが何回か繰り返されましたが、おっさんは臭いしか言わないので僕は無視することにしました。
するとおっさんは自ら言葉を発するようになりました。
しかしセリフは変わらず「ワキがくせぇからどっか行け!」でした。
それも無視しておくと嫌がらせはなくなりました。
そして電車が駅に到着しました。
僕は次の駅で降りるので待っていましたが、おっさんはその駅で降りました。
おっさんは降りるときにわざと僕にぶつかってから降りていきました。
それが最後の嫌がらせでした。
その後僕は次の駅で降り、大学へワキの匂いを気にしながら向かいました。
友達に僕のワキの匂いを嗅いでもらうと、幸いなことに臭くないということだったので安心しました。
さいごに
満員電車は本当に過酷です。
タックルされますし、僕の今回のような嫌がらせもありますし、女性なら痴漢されることもあるかもしれません。
痴漢は完全に犯罪なので無視するわけにはいきませんが、今回の嫌がらせのようなことをされ喧嘩を売られた感じになっても、我慢して無視することをおすすめします。
満員電車で喧嘩を売るような人はヤバいやつしかいないと思います。
ヤバいやつを刺激すると何をされるかわかりません。
なので基本無視しましょう。
無視してもダメで我慢の限界になったら最終手段としてそいつをぶん殴ってしまいましょう。
この記事を読んでいただいた人の中で、1人でも満員電車で喧嘩を売られた大学生の話が聞けてよかったという人がいれば、うれしいです。
これで、終わります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。