
ワーホリ行く前に海外転出届って出しておいた方がいいのかな?
海外転出届を出さないとどうなるのだろう?
このような疑問に答えていきます。
★本記事の内容
- ワーホリに行く前に海外転出届を出さないとどうなるのか解説→10万円以上損します。
- 海外転出届と一緒にやるべきお役所手続きを紹介→国民年金
こんにちは、Daisuke(@iamdaisuke22)です。
先日こんなツイートをしました。
1年以上日本を離れる場合に海外転出届を出さないと10万円以上の損失になります。出さないと国民保険料と住民税を支払い続けることになります。年単位にするとかなりの額になりますよね。仮に1年未満で帰国したとしても簡単に元に戻せるので、迷わず渡航前に忘れずにお役所へ行きましょう。
ワーホリ行く際のお役所手続きめんどくさいですよね。
1年未満で帰国予定であれば、特にする必要はありません。
ただ1年以上日本を離れる場合は、海外転出届を出した方が絶対にいいです。
理由はツイートの通りで10万円以上の節約に繋がるからです。
この記事を読むことでその理由を理解することができます。
そのため読み終わる頃には海外転出届を出したくてウズウズしてしまうことでしょう。
【出さないと損?】海外転出届とは?

まず海外転出届とは、日本に居住している人が日本を長期で離れる予定がある。
または海外に住むことになった人がお役所に出さないといけない書類のことです。
ワーホリに限らず、海外出張や国際結婚などで海外に住む場合など、日本に住まなくなる場合に提出します。
ワーホリ前に海外転出届を出さないといけないのはどんな人?
ワーホリ前に海外転出届を出さないといけないのは以下の人です。
★ワーホリ前に海外転出届を出さないといけない人
- 1年以上の長期滞在の人
ワーホリに1年以上行く人は海外転出届を出さないといけません。
ワーホリで1年以上というと、オーストラリアとかニュージーランドですかね。
また1カ国だけでなく、複数の国に行く予定の人も1年以上日本を離れますね。
海外転出届を出さないといけないと言っても実は、必ず出さないといけないという訳ではないのです。
とはいえ海外転出届は出しておいた方が絶対にお得なので、その理由を次で解説していきます。
ワーホリ前に海外転出届を出さないと10万円以上の損失

冒頭でもお伝えした通り、ワーホリ前に海外転出届を出さないと10万円以上の損失になってしまいます。
その理由は2つあります。
★ワーホリ前に海外転出届を出さないと10万円以上の損失になる理由
- 住民税の支払い義務が発生する
- 国民保険料の支払い義務が発生する
1つずつ詳しく解説していきます。
理由①:ワーホリ前に海外転出届を出さないと住民税の支払い義務がある
ワーホリ前に海外転出届を出さないと住民税の支払い義務が発生します。
海外転出届を出さないと住民票が日本にある状態です。
そして住民票が日本にある限り、書類上では日本に住んでいることになります。
なので住民税を支払わないといけなくなります。
日本に住んでいないのに住民税を払い続けるのは、普通に考えてお金がもったいなすぎますよね。
収入によって値段は違いますが、1年でかなりの額になりますよね。
日本のため、愛国心に満ち溢れている人は払い続けても良いと思います。
海外転出届を出さないと住民税を支払う必要がある。
では住民税を支払わなくていいようにするにはどうすればいいのでしょうか?
答えは簡単です。
海外転出届を出しましょう。
まず海外転出届を出すことで住民票を抜くことができます。
住民票を抜くことで日本に住んでいないということになります。
すると住民税の支払い義務がなくすことができます。
海外転出届を出すと住民票が抜かれる。すると住民税の支払い義務がなくなります。
理由②:ワーホリ前に海外転出届を出さないと国民保険料の支払い義務がある
ワーホリ前に海外転出届を出さないと、国民保険料の支払いもしなければなりません。
これも住民税の時と同じように住民票が日本にあるので、義務として支払う必要があります。
こちらも支払い続けてもいいですが、海外に住んでいるので日本の保険は適用されません。
一時帰国する時以外は無意味な保険になります。
国民保険料も人によって値段が違いますが、毎月1万円以上するでしょう。
年間で10万以上ですね。
海外転出届を出さないと日本に住民票がある状態なので国民保険料を支払わないといけない。
ただ海外では日本の保険は適用されない。→無駄な保険。
ではどのように国民保険料の支払い義務をなくせるのか?
こちらも住民税の時と同じです。
海外転出届を出しましょう。
すると住民票が抜かれるので、同時に国民保険の加入資格がなくなります。
つまり国民保険料を支払う必要がないということです。
海外転出届を出す。すると住民票が抜かれる。なので国民保険の加入資格がなくなるので支払う必要がなくなる。
海外転出届と一緒にやるべきお役所手続き

ワーホリに行く際には海外転出届を出す以外にもやっておいた方がいいことがあります。
★ワーホリ前に海外転出届と一緒にやった方がいいこと
- マイナンバーカードの返納
- 国民年金の手続き
この2つです。
海外転出届と一緒にやるべき手続き①:マイナンバーカードの返納
海外転出届と一緒にやった方がいい手続き1つ目は、マイナンバーカードの返納です。
マイナンバーカードは、住民票の情報を基に作られています。
海外転出届を出すと、住民票がなくなります。
なのでマイナンバーカードも返納する必要があるのです。
ただ返納と言っても、役所などで手続きをしたら、マイナンバーカードは返却されます。
帰国した時には同じマイナンバーを使うのでカードが返却されたら無くさず、大切に保管しておきましょう。
海外転出届と一緒にやるべき手続き②:国民年金
国民年金の手続きも海外転出届と一緒にやっておいた方がいいでしょう。
海外転出届を出すと、国民年金保険料の支払いは任意となります。
そのため、ワーホリ中でも支払う余裕のある人は、任意で加入しておくと良いでしょう。
任意で加入していると将来の年金受給額を減らさずに受け取ることができます。
国民年金保険料を支払う際に、現地の銀行口座から日本の銀行口座へお金を送金することがあるかもしれません。
そんな時は、僕の知る限りWiseを使うと手数料が1番安く日本の銀行口座へお金を送金することができます。
気になる方は「【画像37枚】Wiseデビットカードの作り方の全工程を詳しく徹底解説!」で詳しく解説しています。
国民年金保険料をワーホリ中も支払う必要があるが、年金受給額を満額受け取ることができる。
ワーホリ中に支払う余裕のない人は、加入を見送るのが良いでしょう。
加入しないことで毎月の出費を減らすことができます。
しかし、将来的な年金の受給額は少なくなってしまいます。
その点は、頭に入れておきましょう。
国民年金保険料を支払う必要がなくなるが、年金受給額が少なくなる。
ただ少なくなった年金受給額を増やす方法があります。
年金の支払い義務は、60歳までです。
しかし、61歳から65歳までの間で任意で年金保険料を支払続けることができます。
すると受給額を増やすことができます。
例えば3年間オーストラリアに行っていて、年金保険料を払っていなかったとします。
そこで61歳から63歳まで任意で保険料を支払えば、払っていなかった分を帳消しにできます。
61歳から65歳まで国民年金に任意加入し、保険料を払い続ける。
【まとめ】長期のワーホリに行くなら海外転出届を出さないのは損!
以上ワーホリに行く前に海外転出届を出さないとどうなるのかを解説してきました。
海外転出届を出さないと以下のような状態になります。
★ワーホリ前に海外転出届を出さない場合
- 住民税の支払い義務が発生する
- 国民保険料の支払い義務が発生する
そのためそれぞれの支払額を合計すると年間で10万円は余裕で超えてしまうでしょう。
海外転出届を出すことで、これらの出費を抑えることができます。
なのでできるだけ節約してワーホリに行きたいという人は、ぜひ海外転出届を出してから渡航しましょう。
これで終わります。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。