
Wiseデビットカードを作るメリットってなんだろう?
今度海外へ行くけどWiseデビットカードを作る意味あるのかな?
このような疑問に答えていきます。
★本記事の内容
- Wiseデビットカードの7つのメリットと4つのデメリットを解説
- 筆者が実際に使ってどんな感じだったか紹介
- Wiseデビットカードの作り方の解説
こんにちは、Daisuke(@iamdaisuke22)です。
僕は、現在オーストラリアでワーキングホリデー中です。
渡航前には実際にWiseデビットカードを作り、しばらくの間オーストラリアでも使っていました。
そんな僕がWiseデビットカードを作るメリットとデメリットを解説していきます。
最後まで読んでWiseデビットカードを作るか参考にしてみてください。
Wiseデビットカード7つのメリット

Wiseデビットカードを作るメリットは、以下の7つです。
★Wiseデビットカードのメリット
- 年会費が無料
- 海外利用手数料が安い
- 海外のATMでの引き出しが月2回・3万円相当まで手数料無料
- 電子決済に対応している
- 50通貨以上の口座を開設できる
- アプリ内で両替ができる
- 安全性が高い
メリット①:年会費が無料
メリット1つ目は、年会費が無料なことです。
Wiseデビットカードを発行するのに、1,200円を発行手数料として取られます。
しかし、それ以降は永久的に無料でWiseデビットカードを持つことができます。
さまざまな機能がついた便利なクレジットカードやデビットカードは、年会費を支払う必要があることが多いです。
Wiseデビットカードも、これ以降で紹介するメリットがたくさんあります。
ですが年会費が無料のため、お得なカードと言えるでしょう。
メリット②:海外利用手数料が安い
メリット2つ目は、海外利用手数料が安いことです。
2022年3月に市場調査機関であるAlderson Consultingが、Wiseと共同で調査を行いました。
日本の市場調査員と協力し、以下の日本の銀行5社の手数料と比較をしています。
- 三菱UFJ銀行
- 楽天銀行
- 新生銀行
- 三井住友銀行
- ソニー銀行
調査結果は、以下のようになりました。
★調査結果
- 海外送金、海外での支払い、海外での現金出金が平均6倍安い
- 外貨支払いが最大2.4倍安い
- 海外ATMから80,000円を出金する際の手数料は、最大1.1倍安い
- 海外送金は最大16倍安い
このようにWiseデビットカードを使うことで海外送金・外貨支払い・海外ATMでの引き出しなどの手数料が安くなっています。
詳しい調査結果は、以下のWise公式ブログで解説されています。
»参考:海外送金や海外での支払いなら? Wiseのマルチカレンシー口座とMastercardを使って6倍節約しましょう。
メリット③:海外のATMでの引き出しが月2回・3万円相当まで手数料無料
メリット3つ目は、海外のATMでの引き出しが月2回・3万円相当まで手数料が無料になることです。
日本に限らず海外のATMでお金を引き出す際には、手数料が取られることが少なくないでしょう。
どこの銀行のデビットカードも手数料が約110円ほどかかります。
たかが110円でも引き出すたびに手数料を支払っていたら、積み重なって大きな金額になっていきますよね。
Wiseデビットカードであれば、月2回・3万円相当まで無料です。
今どきキャッシュレスの流れもあり、現金を使う機会は少なくなっています。
ですが手数料が無料という事実があるだけで、気持ちが楽になりませんか?
メリット④:電子決済に対応している
メリット4つ目は、電子決済に対応していることです。
Wiseデビットカードは、以下の電子決済に対応しています。
- Apple Pay
- Google Pay
「Apple Pay」と「Google Pay」に対応しています。
iPhoneユーザーは、「Apple Pay」。
Androidユーザーは、「Google Pay」。
これでスマホを持っている方なら、全員が電子決済を使うことができますよね。
普段カード類を持ち歩きたくない方には最適です。
メリット⑤:10通貨の口座情報を取得できる
メリット5つ目は、10通貨の口座情報を取得できることです。
Wiseでは、アカウントを作成するだけで簡単に10通貨の口座情報を取得できます。
口座情報を取得できる10通貨は、以下の通りです。
★口座情報を取得できる10通貨
- アメリカ・ドル
- ユーロ
- イギリス・ポンド
- オーストラリア・ドル
- ニュージーランド・ドル
- シンガポール・ドル
- カナダ・ドル
- ルーマニア・レイ
- ハンガリー・フォリント
- トルコ・リラ
口座情報を持っていると円などに両替することなく、そのまま現地通貨としてお金を受け取ることができます。
日本人が現地の銀行口座を開設するのは、手続きがめんどくさいです。
Wiseであれば、手続きもないので便利です。
メリット⑥:アカウント内で50種類以上の通貨と両替ができる
メリット6つ目は、Wiseアカウント内で50種類以上の通貨と両替ができることです。
通常、日本円を他の通貨に両替をする際は、銀行や空港や街中にある両替所に足を運ぶ必要があります。
Wiseであれば、アカウントさえ持っていれば自宅からでも両替をすることができます。
しかも手数料はWiseが圧倒的に安いです。
以下がWiseで両替できる50種類以上の通貨です。
- イギリス・ポンド
- オーストラリア・ドル
- アラブ首長国連邦・ディルハム
- アルゼンチン・ペソ
- バングラデシュ・タカ
- ボツワナ・プラ
- ブルガリア・レフ
- スイス・フラン
- チリ・ペソ
- 中国・人民元
- コスタリカ・コロン
- チェコ・コルナ
- デンマーク・クローネ
- エジプト・ポンド
- グルジア・ラリ
- ガーナ・セディ
- 香港・ドル
- カナダ・ドル
- ハンガリー・フォリント
- インドネシア・ルピア
- イスラエル・シェケル
- インド・ルピー
- 日本円
- ケニア・シリング
- 韓国・ウォン
- スリランカ ・ルピー
- モロッコ・ディルハム
- メキシコ・ペソ
- マレーシア・リンギット
- ナイジェリア・ナイラ
- ノルウェー・クローネ
- ネパール・ルピー
- ニュージーランド ・ ドル
- ユーロ
- アメリカ・ドル
- フィリピン ・ ペソ
- ポーランド・ズウォティ
- パキスタン・ルピー
- ルーマニア・レイ
- スウェーデン・クローナ
- シンガポール ・ ドル
- タイ ・ バーツ
- トルコ・リラ
- タンザニア・シリング
- ウクライナ・グリブナ
- ウガンダ・シリング
- ウルグアイ・ペソ
- ベトナム・ドン
- 西アフリカ・CFAフラン
- 南アフリカ ・ ランド
- ザンビア・クワチャ
銀行や両替所でも、これだけの通貨は取り扱っていないはずです。
海外旅行へよく行かれる方におすすめできますね。
メリット⑦:安全性が高い
メリット7つ目は、安全性が高いことです。
Wiseは、以下の理由から安全性が高いと言えます。
★Wiseの安全性が高い理由
- 関東財務局により、資金移動業者として登録されているため
つまり、関東財務局から認められているということです。
みなさんが普段利用している銀行なども、関東財務局に登録されています。
そのため銀行と同じくらいにセキュリティがしっかりしているのです。
「銀行でもないのに銀行のように口座を作れるのはなぜ?」と不安に思っている人は、安全なので安心しましょう。
Wiseデビットカード4つのデメリット

Wiseデビットカードを使うデメリットは、以下の4つです。
★Wiseデビットカードのデメリット
- 発行手数料がかかる
- お金を口座内に入れておく必要がある
- 送金限度額が100万円まで
- 口座に100万円以上あるとアカウントが凍結される
デメリット①:発行手数料がかかる
デメリット1つ目は、発行手数料がかかることです。
Wiseデビットカードを発行するのに1,200円の手数料が取られます。
Wiseデビットカード自体は、永年無料で利用できます。
しかし、いきなり発行手数料を取られると驚いてしまう方もいることでしょう。
1,200円
デメリット②:お金を口座内に入れておく必要がある
デメリット2つ目は、お金を口座内に入れておく必要があることです。
Wiseデビットカードは、クレジットカードではありません。
クレジットカードのように翌月の支払いにはなりません。
デビットカードはクレジットカードとは違い、利用した瞬間に口座からお金が引き落とされます。
そのためWise口座内にお金がないと利用できません。
そしてWise口座内にある残高以上の利用もすることができないです。
普段クレジットカードを使っている人は、注意しましょう。
デメリット③:送金限度額が100万円まで
デメリット3つ目は、送金限度額が100万円までということです。
Wiseでは、1回の送金で100万円までしか送金できません。
なので100万円以上を送金したい方は、複数回に分けて送金する必要があります。
100万円以上の送金をする方にとっては、めんどくさいと感じることでしょう。
デメリット④:口座に100万円以上あるとアカウントが凍結される
デメリット4つ目は、口座に100万円以上あるとアカウントが凍結されることです。
Wiseでは、資金決済法に基づいて保有限度額を設けているためです。
とはいえ100万円以上の受け取りをして、口座に100万円以上ある状況になることもあるでしょう。
その場合、Wiseから30日間の猶予期間が与えられます。
この期間内に余剰金を移動させる口座を設定します。
するとWiseが自動的に余剰金用の口座に100万円以上の分を移動してくれます。
これによりアカウント凍結を回避することができます。
Wiseアカウントが凍結された場合も同じように余剰金用の口座を設定する。
または手動で余剰金を他の口座へ移動すれば、アカウント凍結は解除されます。
資金が凍結されるわけではないので、安心しましょう。
実際にWiseデビットカードを使った感想

僕はオーストラリアの以下の状況でWiseデビットカードを使いました。
- 買い物
- 送金
- 両替
Wiseデビットカードを使った買い物
オーストラリアでの支払いは基本的にキャッシュレスが多いため、渡航して数週間は買い物をする際にWiseデビットカードを使っていました。
特にオーストラリアの大手スーパー「Woolworths」で使うことが多かったですが、問題なく使うことができました。
Wiseを使った送金
Wiseを使った送金も問題ありませんでした。
僕はオーストラリアで以下の送金を行いました。
★僕がオーストラリアで行ったWiseを使った送金
- 現地銀行口座への資金移動
- エージェントへの支払い
僕は、オーストラリアで作った現地銀行口座にWise内の残高を移動するのに使いました。
またエージェントへの支払いもWiseを使って行いました。
送金はどちらも夕方から夜に行うことが多かったです。
ですが翌朝には完了していたため、数時間程度で送金完了できると思われます。
なので送金時間の遅さは、特に感じませんでした。
送金手数料は?
僕はWiseの紹介制度を使って、Wiseアカウントを作成しました。
紹介制度を使うと、最大75,000円分の送金手数料が無料になります。
そのため、ただでさえ安いWiseの送金手数料がさらに安く済みました。
Wiseを使った両替
日本円をオーストラリア・ドルにWiseを使い両替しました。
手数料はやはり安かったです。
Wiseデビットカードの評判
海外移住を検討するなら、Wiseの「マルチカレンシー口座」が良さげです。
誰でも簡単に「外貨の銀行口座」を作れて、同時に「デビットカード」も発行できます。アプリから海外送金とかも簡単で、とにかく便利すぎる。フィンテック革命ですね。素晴らしいサービスです
この方の感想が全てだと思います。
海外の現地で銀行口座を作るのはハードルが高いです。
しかしWiseであれば、簡単に日本円以外の銀行口座を作れます。
そして同時にデビットカードも発行されます。
さらに手数料も安い。
このような評判が多く見られました。
Wiseデビットカードの作り方

Wiseデビットカードの作り方の流れは、以下の通りです。
★Wiseデビットカードの作り方
- Wiseのアカウントを作る
- 情報の入力
- 本人確認
- 質問、アンケート回答
以下のリンクでさらに詳しく解説しています。
実際のスクリーンショット画像37枚を使って、アカウント登録からデビットカードの有効化まで説明しているので参考にしてみてください。
»参考:【画像37枚】Wiseデビットカードの作り方の全工程を詳しく徹底解説!
まとめ
以上Wiseデビットカードのメリットとデメリットを解説してきました。
Wiseデビットカードのメリットとデメリットは、以下の通りです。
★Wiseデビットカードのメリット
- 年会費が無料
- 海外利用手数料が安い
- 海外のATMでの引き出しが月2回・3万円相当まで手数料無料
- 電子決済に対応している
- 50通貨以上の口座を開設できる
- アプリ内で両替ができる
- 安全性が高い
★Wiseデビットカードのデメリット
- 発行手数料がかかる
- お金をチャージする必要がある
- 送金限度額が100万円まで
- 口座に100万円以上あるとアカウントが凍結される
これらのことを踏まえて必要な方は、Wiseデビットカードを作ってみてください。
快適な海外滞在のお供として、存在感を発揮すること間違いなしでしょう。
これで終わります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。